IV型アレルギー

今回はIV型アレルギーについてまとめてみましょう!IV型アレルギーは、これまでみてきたI型アレルギーから?型アレルギーまでとは異なり、その発生機序(発生のメカニズム)に免疫グロブリン(抗体)は関係性がありません。

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では、今度は何が関わっているのでしょうか?それはT細胞です。

T細胞のおさらい!T細胞はB細胞と共に、免疫システムをつかさどる細胞の一つです。T細胞は、その役割に応じて名前がつけられています。その種類は3つです。●B細胞の補助したり、後述のキラーT細胞へ指令を贈ってその働きをサポートする「ヘルパーT細胞」。●細菌や異物を攻撃する「キラーT細胞」●B細胞やキラーT細胞の攻撃をやめさせる「サプレッサーT細胞」

さてさて。そんなT細胞はいつも私達の身体の中で頑張ってくれています。とある有害な物質(抗原、アレルゲン)が入ってきた時も、T細胞が素早く感知して、その有害物質が初めて身体の中に侵入してきたものである場合は、その抗原を記憶しておいて、次に同じ抗原が体内に侵入してきたときには、もっと早く対応できるように、その情報を記憶しておいたりします。そのような、抗原を記憶する動作のことを「感作」といいます。

普通は「感作」で学習されたT細胞は頼もしいものですが、このIV型アレルギーの場合は少し違います。「感作」されているT細胞は、抗原をやっつけるために、マクロファージと呼ばれる、抗原を食べてしまう免疫系の細胞などを呼び寄せたりするのですが、そのマクロファージなどが暴走して自分の細胞などを壊してしまうのです。

これまでI型アレルギーからIV型アレルギーまで見てきましたが、基本的な(自分の身体の中の細胞が自分の細胞を壊したり攻撃したりするという)しくみはI型アレルギーからIV型アレルギーまでと変わらないけれど、関わる細胞が異なるだけで、様々な疾患になるのですね。

今度はIV型アレルギーの代表的な疾患をまとめてみました。以下のようになります。接触性皮膚炎(「ウルシかぶれ」もその一種。)ツベルクリン反応(俗にいうハンコ注射をするかどうか決めていたあの注射のこと、疾患とよぶのは妙な感じですが、原理は同じです。)移植免疫(移植を受けたときに起こるもの。初回の移植よりも2度目以降の移植で促進されるらしい。)腫瘍免疫(がんに働く免疫で、腫瘍の成長を抑制する。)シェーグレン症候群(涙腺の涙分泌や唾液腺の唾液分泌などを障害する疾患)感染アレルギー薬剤性肺炎ギラン・バレー症候群(急性・多発性の根神経炎の一つ。主に運動神経が障害されて手足に力が入らなくなる。)

以上、IV型アレルギーでした!

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